ひな祭りといえば!カラフルな食事が印象的です。見てるだけでウキウキしてきますよね~(^o^)
どんなものがあって、どんな意味があるのでしょうか?
ちらし寿司
彩りが華やかな定番メニュー。具材には縁起のいい食べ物ばかりが並んでいます
- レンコン
- 先の見通しが良くなる。
- 海老
- 腰が曲がる程の長寿を象徴する。
- 錦糸卵
- 黄身と白身で金銀の財宝を表す。
- 豆
- まめに生きる、まめに働けるように。
- 菜の花
- 春の雰囲気を感じられるように。
ちなみに、ちらし寿司に多くの具材を入れるのは「生きている間、食べ物に困らないように」という意味が込められています。
はまぐりのお吸い物
良縁を願って食べられるようになりました。
はまぐりは対の貝殻しかぴったり合いません。このことから、一生に一人の人と添い遂げる。つまりよい結婚相手に恵まれて末長く仲良く幸せになれるように。という意味がこめられています。
白酒(甘酒)
桃の花びらを浸した桃花酒がはじまりです。
桃には『百歳(ももとせ)』まで生きれる『邪気を払う』いう意味があります。
江戸時代から白酒が主流になりました。お子様には酒粕ではなく米麹を使った甘酒をお与えください。
菱餅
色や形、食材にも意味があります。
- 白:ひしの実
- 子孫繁栄・長寿・純潔
- 緑:よもぎ
- 健やかな成長・厄除け
- ピンク:クチナシの実
- 魔除け・解毒
重ねる順番にも意味があり、春の情景を表しています。
- 下から緑・白・ピンク
- 雪の下に新芽が芽吹き、桃の花が咲く。
- 下から白・緑・ピンク
- 雪の中から新芽が芽吹き、桃の花が咲く。
形の理由についても諸説あります。
- ひしの実の形をイメージ。
- 心臓の形をイメージ。
ひなあられ
その昔、『ひなの国見せ』と呼ばれる風習がありました。
ひな人形を持って出かけ、お雛様に春の景色を見せてあげるのですが、その時に持っていったのが、菱餅を砕いて作ったもの『ひなあられ』です。
ちなみに、関東と関西ではひなあられの味が違います。
- お米をはざして作った甘い関東風
- お餅を砕いて作ったお醤油味や塩味の関西風
まとめ
縁起のいいものや、春の香りを感じられるものをたくさん取り入れて華やかに。子供の健やかな成長をご家族皆様ででお祝いくださいね。